📘目次
💀ローマ市民、絶望の中にいた
ローマ市民は窮地に立たされていました。
テヴェレ川の氾濫で泥と死体にまみれる街。
そしてリーダーの不在。
これまで何とか耐えてきた努力を全て無に帰すような状況でした。
きっと、もう立ち上がれないほどの絶望感に襲われた事でしょう。。
✨希望の名はグレゴリウス
そんな絶望に満たされた中。ローマ市民の脳裏にふと浮かびます。
「俺たちには、グレゴリウスがいる…!」
教会会議が開かれることはありませんでした。
その必要すらなかったのです。
市民、聖職者、修道士…
皆が声をひとつにして叫びました。
「グレゴリウスを、我らの教皇に!」
人々は見ていました。グレゴリウスの歩みを。
人々は感じていました。グレゴリウスの想いを。
届かないと思っていた彼の叫びは、
確かにローマ市の心に響いていたのです。
🏃森へ!
そして西暦590年。
グレゴリウスはついに!
逃げ出します。
「え?」
ってね。なりますよね。「え?」って。
逃げるんですよ。グレゴリウスさん。
「…。…え?」「…逃げ…?」
ってね。ですよね。もう一回くらい聞き直しますよね。
はい。グレちゃん逃げちゃいます。
どれくらい逃げるかって言うと、
森の中に逃走して隠れるくらいの勢いで逃げます。
🧘神に選ばれし者
グレゴリウスは昔から、本っ気で修道士としての生活をしたかったんですね。
そんなグレゴリウスからすれば…
「俺、もう頑張りましたやん…?」と。
「頑張ったけど。市政長官の時も何も出来ませんでしたやん。」と。
「コンスタンティノープルにも行って頑張ったけど。ほぼ成果なしですやん!」と。
「なのに、なんっで俺!?」と。
だから、「体調が〜w」とか。「向いてないんちゃいますかね〜?w」とか。
断るために色々言い訳をします。
そしてグレゴリウスは、ビザンツ帝国(東ローマ帝国)の皇帝に手紙を出します。
「ほんっとやめて…?」って。
当時、教皇は皇帝の臣下と言う位置付けでしたので、
教皇になる為には皇帝からの承認が必要でした。
そこに目をつけたんですね。
そしてビザンツ帝国の皇帝マウリキウスから返事が届きます。
「グレゴリウスこそが、天に選ばれし者なり。」
…。命令です…。
🔥グレゴリウス、ついに覚悟を決める!
ビザンツ帝国でのグレゴリウスの頑張りが、
実は皇帝の心にも響いちゃってたらしいです。
皇帝からの命令を保護にしたら、どんな処罰が下されるかわかったもんじゃありません。
手元には命令。
振り返ると民衆が
「グーレゴーリウスっ!グーレゴーリウスっ!」
…グレゴリウスコール。
もう逃げられない…。
グレゴリウスは観念します。
「わぁーったよ…。
わかりましたよ…!
やりますよ!
やれば良いんでしょお?やれば!!
やってやんよぉ!!
うらぁーーーー!!!」
はいアルティメットローマ人3爆誕んんん(ドォン)!
髭爆伸びぃぃぃ(ズガーン)!!
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