📖第7章 神の僕たちの僕

📘目次


🚶バチカンへ

グレゴリウスは人々の手で、半ば強引にバチカンの聖ペトロ大聖堂へと連れてこられました。

相当嫌だったんでしょうね…😅

👑ついに教皇就任!彼が選んだ驚きの称号

西暦590年9月3日。
グレゴリウスはローマ司教=教皇に就任

彼はついに白い法衣をまといます。

この日以降、彼は自らをこう名乗りました。

「Servus servorum Dei(神の僕たちの僕)」🕊️

それは「教皇」という言葉の意味を根本から変える称号。
教皇は王ではなく、頂点ではなく
最も小さき者に仕える者

グレゴリウスらしい称号です。
権威を誇示するのではなく
彼は教皇として自ら「最も低い立場」に降りたのです。

凄く謙虚…✨

😮東西教会分裂の火種

当時、遠くコンスタンティノープルでは、
総主教(ジョン4世)が「普遍総主教」を名乗り始めていました。

その意味は「全世界の教会のトップは私」とも取れるもの。
そこにグレゴリウスの「神の僕たちの僕」宣言。

…あれ?グレゴリウス喧嘩売ってない?

「全世界の教会のトップは私」
に対して
「神の僕たちの僕」

謙虚じゃなくて。ジョンに喧嘩売ってない?🔥

この頃に、東西教会分裂の火種が生まれたと言われています。
ジョンの事が気に食わなかったんでしょうね。

まあグレゴリウスさんアルティメットやし。
しかも「3」状態やし。髭伸びてるし。

🔥そして始まる、アルティメットな教皇時代

グレゴリウスは教皇になった直後から、
ローマ市を救うためにものすごいアルティメットな働きをしていきます。

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