📖第23章 従順に見えて賢く戦う!伊沢修二の教育戦略

🙏 悟りを開いた修二

教科用図書検定規則以降。修二はなんか悟りを開いた感じになります。

瞳孔メラメラ熱血大真面目教師から、落ち着いた仏様のような表情に変わるのです!

良かったらGoogleで「伊沢修二 画像」で検索してみてください。

若い頃と50代以降でだいぶ印象の違う感じになってます。

😮 従順に見える修二

政府の提示する教科書の条件にも
はいはい〜」と。

政府から依頼された、台湾や朝鮮への音楽教育指導にも
はいはい〜」と。

まるで人が変わったかのように、政府に対して従順になるのです。

おいどーした修二!」と。
なんで変わっちまったんだ修二!」と。
熱くて鬱陶しかったけど、そんなおめぇの事好きだったのによ修二!」と。

ご安心ください。

修二は熱血大真面目教師から、腹底煮えたぎり大真面目仏教師に進化しただけですから。
(ここでもう1回画像を見ていただくとそんな感じするんで。良かったら見てみてください。)

1番怒らせたらあかんやつぅ〜(恐)

📚 教科書への工夫

例えば教科書
政府が望む、忠君愛国的な歌詞はどうしようもないので。
その中からなるべく明るく楽しい曲を選び掲載。

また現場では実践を重視し、なるべく歌わせ、なるべく演奏させ。音楽の楽しさを体感できるよう工夫。

つまり。
歌詞なんか関係あるかあああ!音楽をたのしめぇぇ!お前らああああ!!」
と。

歌では完璧さよりも表現の楽しさを!
鼓笛隊などでは規律や真面目さを重視しつつ、協力の喜びや達成感を!

政府としても、言う事に対して「はいはい〜」と従うし。
政府の検定を通過する教科書作ってるし。

そしてただ真面目に、楽しく授業やってるだけだし。

🌱 理念の種まき

「うん…。まぁ、良いんじゃないかな?うん!良かった良かった!修二さんありがとう!」と。

その裏で、修二は自身の教育理念の種を撒きまくってたんです。

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