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カール大帝の誕生 👑
グレゴリウス1世の死からおよそ140年後、
742年頃にカール大帝は、フランスとドイツのはじまりの国――メロヴィング朝フランク王国に生まれました。
父 ピピン3世
父親はピピン3世。
ピピンは王の家系であるメロヴィング家の「宮宰(王を補佐する実力者)」を務める人でした。
…ピピン。。
…かわいい。。
名前の響きかわいい!✨
この名前の語源は「小さなもの」とか「小さくてかわいいもの」と言った意味という「説」があるそうです。
みなさん、ピピンさんをどんな方だと想像してますか? 🤔
実はこのピピンさん。
王様を差し置いて、国の実権を握っておりました!
しかもです。
フランク王国が誕生してからおよそ260年。
長い年月の中で「王」という立場は形骸化しておりました。
この頃の王様は後世に「ロワ・ファイナン(ぼんやり王)」と呼ばれる様な存在になっていたのです。
この状況を背景にピピンはなんと、
自身が王になり、国を安定させようとしていたのです!
いやイメージちがーう…。
なんか大人しくて、ネクタイと身長が同じくらいのちっちゃいおじちゃん想像してたら。
怪物でした。 👹
母 ベルトラーダ
そしてカールの母親はベルトラーダ。
彼女はフランク王国でも名門の家系に生まれ、ピピンの妻として夫を支えました。
聡明で信仰心が厚い人物だったと伝えられ、幼いカールにキリスト教の精神を教え、信仰の大切さを身近に示していたと考えられます。
そのベルトラーダ。
名前の意味は「大きな足」らしいです。 🦶
どういうこと?
意味は分かりませんがベルトラーダの場合。
「ベル」「トラーダ」か「ベルト」「ラーダ」かで意味が違ってくるらしく。
もう一つの意味は「輝かしい知恵」。
という説もあるそうです。
フランク王国はゲルマン民族の作った国であり。
そしてゲルマン民族には、その人の特徴を名前にするという文化があったそうです。
カールの名前の意味
そんな2人の間に生まれたカール。
その名前の意味は
「普通の人」「男性」
…。
いやあの広大な土地を支配下に置いたカール大帝が〝普通の人〟?
他にも
「自由な人」とする説もあるそうです。
うーん…? 🤨
「フランク」な王国で、ちっちゃいお父さんと大きな足のお母さんと、その間に生まれた普通の人カールがどんな人生を歩んだんだろうって。
めっちゃ名が体をあらわしそうな文化なのに全然体をあらわしてない名前に引っかかりすぎて。
まったく前に進めない。
先行き心配ー…😅
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