・グレゴリウス1世編（全17章）

グレゴリウス1世の教皇就任と「神の僕たちの僕」宣言。その背景にあるローマ市の窮地、東西教会の対立の火種とは？

荒廃したローマを救うため、教皇に選ばれたグレゴリウス1世。逃走劇や皇帝とのやり取りなど知られざるエピソードを分かりやすく紹介します。

疫病や洪水に襲われた579年のローマ。グレゴリウスは限界を超えながらも、崩れゆく街を支え続けました。

グレゴリウス1世が修道士の身で挑んだコンスタンティノープル訪問。東ローマ帝国の冷たい対応の中、ローマ市の支援を求め続けた6年間の苦闘とその背景をわかりやすく解説します。

修道士となったグレゴリウス1世が、ローマ市の危機を前に外交使節として東ローマ帝国へ旅立つ――教会と政治を揺るがす歴史の転機を描きます。

ローマ市政の崩壊とともに若き貴族が見た現実とは？「最後のローマ人」と呼ばれたグレゴリウス1世の誇り、挫折、そして修道士への転身を描く歴史エッセイ。

西暦540年。ローマの栄光が崩れゆく中で生まれたグレゴリウス1世。壮絶な時代と名門に生まれた少年の心に映った「世界」とは？教皇の原点に迫ります。