📖第6章 教皇グレゴリウス1世

📘目次


💀ローマ市民、絶望の中にいた

ローマ市民は窮地に立たされていました。

テヴェレ川の氾濫で泥と死体にまみれる街。
そしてリーダーの不在
これまで何とか耐えてきた努力を全て無に帰すような状況でした。

きっと、もう立ち上がれないほどの絶望感に襲われた事でしょう。。

✨希望の名はグレゴリウス

そんな絶望に満たされた中。ローマ市民の脳裏にふと浮かびます。

「俺たちには、グレゴリウスがいる…!」

教会会議が開かれることはありませんでした。
その必要すらなかったのです。

市民、聖職者、修道士…
皆が声をひとつにして叫びました。

「グレゴリウスを、我らの教皇に!」

人々は見ていました。グレゴリウスの歩みを。
人々は感じていました。グレゴリウスの想いを。

届かないと思っていた彼の叫びは、
確かにローマ市の心に響いていたのです。

🏃森へ!

そして西暦590年
グレゴリウスはついに!

逃げ出します。

「え?」

ってね。なりますよね。「え?」って。
逃げるんですよ。グレゴリウスさん。

「…。…え?」「…逃げ…?」

ってね。ですよね。もう一回くらい聞き直しますよね。
はい。グレちゃん逃げちゃいます。

どれくらい逃げるかって言うと、
森の中に逃走して隠れるくらいの勢いで逃げます。

🧘神に選ばれし者

グレゴリウスは昔から、本っ気で修道士としての生活をしたかったんですね。
そんなグレゴリウスからすれば…

「俺、もう頑張りましたやん…?」と。

「頑張ったけど。市政長官の時も何も出来ませんでしたやん。」と。
「コンスタンティノープルにも行って頑張ったけど。ほぼ成果なしですやん!」と。

「なのに、なんっで俺!?」と。

だから、「体調が〜w」とか。「向いてないんちゃいますかね〜?w」とか。
断るために色々言い訳をします。

そしてグレゴリウスは、ビザンツ帝国(東ローマ帝国)の皇帝に手紙を出します。

「ほんっとやめて…?」って。

当時、教皇は皇帝の臣下と言う位置付けでしたので、
教皇になる為には皇帝からの承認が必要でした。

そこに目をつけたんですね。

そしてビザンツ帝国の皇帝マウリキウスから返事が届きます。

「グレゴリウスこそが、天に選ばれし者なり。」

…。命令です…。

🔥グレゴリウス、ついに覚悟を決める!

ビザンツ帝国でのグレゴリウスの頑張りが、
実は皇帝の心にも響いちゃってたらしいです。

皇帝からの命令を保護にしたら、どんな処罰が下されるかわかったもんじゃありません。

手元には命令
振り返ると民衆が
「グーレゴーリウスっ!グーレゴーリウスっ!」

グレゴリウスコール。

もう逃げられない…。

グレゴリウスは観念します。

「わぁーったよ…。
わかりましたよ…!
やりますよ!
やれば良いんでしょお?やれば!!
やってやんよぉ!!
うらぁーーーー!!!」

はいアルティメットローマ人3爆誕んんん(ドォン)!
髭爆伸びぃぃぃ(ズガーン)!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました