📖第21章 民間で叫ぶ!伊沢修二の音楽教育と理想の教科書

🏫 民間での教育活動

文部省を去った後、修二はいくつかの民間の私立学校や女学校で、音楽の講師や指導を担当しました。

また学校だけでなく、一般向けの音楽講習会も開催し、
「唱歌の歌い方」「合唱の指導法」といった実践的な内容を広め、教師や学生たちに音楽を浸透させていきます。

さらに私学関係者からの「ぜひ音楽教育をやってほしい」という依頼にも応えながら、
修二は民間でも瞳孔メラメラネットワークを着々と構築

その過程で「どんな教材が求められているか」「どんな歌や教科書が使いやすいか」を把握していきました。

🏢 国家教育社の設立

それらの情報から修二は〝理想の教科書〟を作り上げ。自身が社長を務める「国家教育社」という会社から、その教科書を販売し始めます!

「…いつの間に会社作ったん…?」
ってなりますよね。

実は修二は、文部省を辞める約1年前。

国で作った教科書を民間へも普及させる事を目的に、公的なお金は一切使わず。
修二の蓄えや周囲の支援者からの私的な協力で、
「国家教育社」という会社を設立していたのです!

そのつもりで作った会社ではありませんでしたが。今となっては

「公的資金を一切使わず設立した、一切政府に気兼ねせずに済む会社あるじゃんWooooo!」
って言う。

漫画ならかなりご都合主義的な後出し展開ですが。
まぁ本当に。だいぶ都合良かった感じです。

📚 理想の教科書と普及

修二の作り上げた教科書は、かなり好評!

当時の社会状況で、民間から出した教科書をここまで普及させる事が可能なの?ってくらい売れます。

そりゃ修二自身が音楽教育の第一人者であり、その第一人者が現場の声を拾い上げ、その過程で作ったネットワークを利用して学校側に直接紹介して行くんですから。

さすがは修二って感じですよねー。
商売でも瞳孔メラメラ

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